12月で3本
映画みましたよ。
今回の日記はネタバレを含んでいる部分がありますので、ご注意を。
とりあえず感想。まずは土曜日。
●Mrインクレディブル
待ちに待ってたアメコミ映画、初日のレイトショーに踊るようにして映画館に突入。
超人がバカバカ暴れてるのを見て心を和みました。
気に入ったところ。
・ヒーロー達が活躍できなくなった理由。
簡単にいうと昔ブイブイヒーロー達が暴れていたら、被害者から告訴されてどうにもならなくなったために国が超人保護プログラムを発動。超能力による被害を国家が補償する代わりにヒーロー活動の停止を余儀なくされ、ヒーロー達は一般人として能力を隠しながら生活することになっている。*1
・いいCGでバカバカ活躍する皆様。
もうこれはたまらない。アイスマンリスペクトのフロズンを始めとして、OPでスーパーマンの真似して機関車とめるインクレディブルとか、こう、こう、ね!アメコミ好きならわかるだろ!!
少しだけ気に入らなかったところ。
・ビランの行動原理がショボい。
まぁ、具体的にいうと幼少時に発生したインクレディブルに対する私怨なんですよ。
ビランはアメコミの華なので、もうちょっと、こう、ね。*2
・インクレディブルがスーパーパワーを得たオリジンが最後まで不明。
ヒーローのキャラを立たせるにはやっぱりオリジンは必要で、この映画は「スーパーパワーを使えなくなった父親がヒーローとして復活する」がメインなので、ここら辺はオミットされてるっぽい。続編が出たら、ぜひともそこに触れて欲しい。
んでも面白かった。もう一度見に行ってもいいぐらい。
ちなみに一番面白かったのは、
長女ヴァイオレットが敵の攻撃にさらされた時に、弟のダッシュが
「ぼくのお姉ちゃんになにするんだ!!」
と、時速300キロでかけつけるところ。*3
んで、今日、月曜見たのが、
●「GODZILLA FINAL WARS」
いよいよ最終作ということで、都内でも屈指のクソ映画ハンターからすさんと黒野さん(id:kurono42)を
「ボーナス入ったから奢るよ。」
とラテン語で召還呪文を唱えて呼び出して
3人で連れ立って見に行きました。
感想
スッゲエ面白かった!!
とにかく面白かったところをずらずらと書いてみる。
・冒頭から展開するゴジラvs轟天号*4
・地球は環境汚染により怪獣の被害が多発、かくして人類は互いに戦いあう時代から団結して怪獣と戦う時代へと突入、地球防衛軍が組織された━
というナレーションが流れる中、画面ではガン=カタ訓練シーン流れっぱなし。*5
・ガイガンが化石として発掘されるのに呼応するかのように世界各地で怪獣が出現。
「パリにカマギラスが!!」「北京にアンギラスが!!」「沖縄にキングシーサーが!!」*6そんななか「オーストラリアにも現れました!!」と名前を呼んでもらえないUSA版ゴジラ。
・カナダの子供が
「カメの怪獣なんて弱いよ」
とガメラの人形を暖炉の火にくべるところ。
・南海コンビナートに現れたエビラを5人で撃退するケイン・コスギ含むミュータント部隊。*7
・その後、怪獣を退治して颯爽と現れるX星人。
リーダーはスキンヘッドの伊武雅刀。*8
・X星人のセリフ
「我々の惑星は地球の言葉では発音出来ない、X星人と呼んでくれたまえ。」*9
・X星人によって入れ替えられた国連事務総長に
「ヤツを殺せ!1万2千年前の旧き神々が復活する!!」
と叫んで襲い掛かる佐野史郎演じる神父。*10
・X星人が来たので立場が無くなる大月教授*11。
・X星人が正体を表した時に、にこやかに微笑んで後に
副官に銃殺される伊武雅刀。*12
・そのとき、さっそうと現れる防衛軍のゴードン大佐、*13
轟天号をひっさげ、X星人に対抗するために一路南極に。
そしてX星人に通信で挑発。
ゴードン大佐「地球にはお前たちが知らない二つの切り札があるんだ。」
X星人「何!」
ゴードン大佐
「まず俺!そして、ゴジラだ。」*14
X星人も負けじとガイガンに後を追わせる。
・ついに南極到達。ガイガンの攻撃にさらされながら、ゴジラがいる氷塊に向かってミサイル一斉射撃!
煙が上がる、ついにゴジラが出てくるぞ!
おお、煙の中から放射能火炎が!
ガイガン、放射能火炎で首が吹っ飛んでゲームオーバー。*15
さらば、ガイガン。
とりあえずここまで。ちなみに映画の1/3ぐらいまでしかまだ語ってない。こんなに面白いボンクラ映画だとは思わなかった。ボンクラ必見!!
*1:ちょっと、ワイルドカードシリーズのアカ狩りを思い出して個人的にハァハァしてました。
*2:キリングジョークみたいになっても困るが。あと、ピクサーの映画にそこまで要求するのは無理がある。という考え方もある。
*3:「これでおかわりをしないショタ&姉好きはいないね。」by百蘭王
*5:不意打ちでした。爆笑
*7:キメ台詞はエビラの上に仁王立ちになったケインが「悪いな、エビは嫌いなんだ。」
*8:もうダメ。画面に出るたびに皆爆笑。反則その1
*9:X星人は皆黒のロングコート。発音出来ない惑星って「VS(ヴァーサス)」か!VSっていうんですかーっ!!
*10:反則その2、クトゥルフリスペクト。この映画はホントに小ネタがボディーブローのように効いてくる
*11:反則その3
*12:ここからが本格的な厨房タイムの始まり。ここまでは序盤でした。
*13:この映画最強厨房。なにせこの映画、裏設定として「まず、人類の中に第の塩基配列M塩基を持ち、特殊能力を発揮するミュータントという種族が現れた。そしてX星人も同じ塩基配列を持つミュータントである。」ただの地球人なのにバンバンミュータント倒してます。感覚的にはヤムチャがベジータを倒しているカンジ。