バトン
MS−4さん(id:ms-4)からバトンが回ってきたので答えるよ。マンガだけ!俺マンガ大好きだし!!
●持ってる本の数
んー。たぶん1000冊ぐらい。
実は俺、買ってる本を全部取っておくと、半年ぐらいで部屋がパンクしそうになるので
そのタイミングで選別して売りにだしてるのよ。
俺の中では「本棚を研ぐ」と言っている。
●今、読みかけの本&読もうと思っている本
- 作者: ハーブ・チャップマン,石田善彦
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2005/06/10
- メディア: 文庫
- クリック: 1回
- この商品を含むブログ (8件) を見る
しまった!マンガじゃねぇ!
ダブルクロス
●最後に買った本
- 作者: 増田剛,永久保貴一
- 出版社/メーカー: 白泉社
- 発売日: 2005/06/29
- メディア: コミック
- この商品を含むブログ (7件) を見る
「何の苦労もなしに女が欲情して寄ってくる。」
俺はこういうのが
- 作者: 永井豪
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 1980/10
- メディア: コミック
- この商品を含むブログ (1件) を見る
最も見所がそれだけでは無く、主人公が毎回タイムスリップして体験する、明治時代の性風俗のおおらかさ。
これ読んでる限りでは、エロゲーやってるより、村の男たちが相談しあって女に夜這いをかけるほうが楽しそうだ。とくに俺とか、明治時代に生まれたかった。
●特に思い入れのある本5冊
Frank Miller's Sin City Volume 1: The Hard Goodbye 3rd Edition
- 作者: Frank Miller
- 出版社/メーカー: Dark Horse Books
- 発売日: 2010/10/19
- メディア: ペーパーバック
- クリック: 1回
- この商品を含むブログ (15件) を見る
1990年代後半にこれを読んで、俺の中でマンガの価値観は変わった。
本物の男が読む本物の男のマンガ。
これ以降、フランク・ミラーのマンガをガツガツ集め始める。
今年、とうとう映画化され、日本語版もJIVEからめでたく出版。
俺の中のマンガの金字塔。ちなみに2作目以降となると、コマ割りや構成がどんどんスタイリッシュになってきて、見るだけで興奮する。
That Yellow Bastardで前面ベタのページに四角くホワイトが入っているだけで
廃工場の空間の広大さを描いたのは見てるだけで涙が滲むほど感動した。
こういうのを紹介しないでコマ割りとか構成を語っている日本のマンガ評論は
視点が狭すぎて好きじゃない。
これだけは好き嫌いを超えて、全人類の男に読んで欲しいマンガ。
- 作者: ニール・ゲイマン,Neil Gaiman,海法紀光
- 出版社/メーカー: インターブックス
- 発売日: 1998/04/08
- メディア: コミック
- 購入: 3人 クリック: 31回
- この商品を含むブログ (15件) を見る
6巻以降が翻訳されないで、昔の少年マンガの完全版とかコンビニ文庫ばっかりころがってる現在の出版事情はマジオカシイと思う。
おそらくは20世紀に「神話」として紡がれた物語のなかでは
最強にして最高。一度読んだ人間は、明確に「サンドマンを読む前」、
「サンドマンを読んだ後」ぐらいに区分けされ、賛同するにしろ、否定するにしろ、この物語を無視して生きていくことができなくなる。それほどのマンガです。
- 作者: 萩尾望都
- 出版社/メーカー: 白泉社
- 発売日: 1994/12/01
- メディア: 文庫
- 購入: 3人 クリック: 42回
- この商品を含むブログ (14件) を見る
とにかく、読んでも内容がわからず、とはいえ「わからない」ですますには「とてつもなく絵が綺麗」で「面白そう」なマンガだったので、理解できるまで何度も何度も読んだ。
「行間を読む」ということを教えてくれた大事なマンガ。
ラストエピソード「シュールな愛のリアルな死」のメッシュが父親の真実に気づいた後で
ミロンと父親がそれぞれ別の電車に先に乗っていってしまい、メッシュが光輝く駅の構内に取り残されるシーンは本当に、本当に美しい。
シーンの描写で、「ミロン」「父親」という二つの未来を説明し、駅の構内を光で満たしたことで、メッシュの未来の無限の可能性を表現し尽してる。いうことがない。
この辺もオススメですけどね。
- 作者: 萩尾望都
- 出版社/メーカー: 白泉社
- 発売日: 1994/09/01
- メディア: 文庫
- 購入: 14人 クリック: 72回
- この商品を含むブログ (34件) を見る
- 作者: 萩尾望都
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 1996/08/01
- メディア: 文庫
- 購入: 24人 クリック: 184回
- この商品を含むブログ (98件) を見る
- 作者: 萩尾望都
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2003/08/01
- メディア: 文庫
- クリック: 7回
- この商品を含むブログ (31件) を見る
- 作者: 小池一夫,小島剛夕
- 出版社/メーカー: 小池書院
- 発売日: 2005/07/30
- メディア: コミック
- この商品を含むブログ (6件) を見る
主人公が処刑執行人というだけでもズバ抜けているのに、オープニングで首を斬った後で
斬られた人間の心境を理解するためにとコロンボ的展開で犯罪を辿ったりする。
これで各話完結の人情噺がメインなのがまたいい。
しかも、主人公の三代目朝右衛門は「首斬り」としての誇りと職業意識を明確に持ちながらも本音は性善説論者で、死刑が無くなることを心の底から願っているのだ。
作中の台詞「人が、人を殺すことが無くなった未来で、私のような者がいたということを知ったときに「大悪人」と思ってくれる。そのようなことを願いつつ、私は首を斬っております。」
カッコイイ!!
- 作者: 手塚治虫
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 1993/01/11
- メディア: コミック
- 購入: 2人 クリック: 27回
- この商品を含むブログ (46件) を見る
とにかく主人公は超人で色男でしかもバイセクシャルなので、男も女もみんな色に狂ったり、死んだり、犬にチンポ噛み切らたりする。
障害者、神父もおかまいない!!
やっぱ手塚はネ申!「ブラックジャック」の後番組をやるんなら、これとか「きりひと賛歌」とか「上を下へのジレッタ」とか「鳥人大系」とかでぜひ!ぜひ!!
●バトンを渡す5人
「ここは俺が食い止める!早く逃げろ!」
目の前を舞う、無数のバトンを前にして俺は不敵な笑みを浮かべた。
続かない。
*1:こういうモチベーションでシナリオをよく造る。いわば自給自足の法則