シナリオで悲劇が避けられる理由の一端

●購入物

相変わらず、いい話多し。玲の超人度は天井知らずになってるけどね!
砂時計 (8) (Betsucomiフラワーコミックス)

砂時計 (8) (Betsucomiフラワーコミックス)

やっと迎えた最終回。1巻のOPの未来のシーンが最終回に来ると思っていたので、
7巻の途中でそのシーンに繋がった時はビビッた。これからどうなるんだろうとドキドキしましたよ。
ちなみにこれから外伝が2冊でて全10巻だそうな。まだまだ楽しませてくれるぜ。
カルバニア物語10 (Charaコミックス)

カルバニア物語10 (Charaコミックス)

エキューが!俺のエキューが!!
「とうとうここまで来ちゃったなぁ。」
これが正直な実感。イサクはいいキャラですね。
クリスマス・プレゼント (文春文庫)

クリスマス・プレゼント (文春文庫)

ディーヴァーが俺にくれたクリスマスプレゼント。切れ味いいね。待ちに待っていたものがついに出ましたよ!!
連載第1話で、盲目の剣の達人が視覚をドルフ*1で補い単分子ブレードを振るっているのを見た瞬間は、
あまりに胸が高鳴りすぎて、

「どうしよう…これが、恋…?」

とか吊橋勘違いするほどでしたよ!
まとめて読むとやはり面白い!最高だ!!

今日からヒットマン 1巻(ニチブンコミックス)

今日からヒットマン 1巻(ニチブンコミックス)

これが1月10日に出るぜ!イェー!!!
連載第一話で、伝説の殺し屋「二丁」が死ぬ間際に殺されそうになった自分の恋人を守ろうとただのリーマンとその彼女を巻き込み、リーマンに
「彼女を殺されたくなかったら、俺が死ぬまでに教える殺し屋の教訓48ヶ条を覚えて依頼を果たせ。」というのを見た瞬間は
あまりに胸が高まりすぎて(略

ところで、ディーヴァーの短編集の前書きに面白いことが書いてあった。
「何故自作の長編を常にハッピーエンドにして、短編ではそうしないのか。」
というところで
「長編というのは読むこと自体にコストがかかるので、そのコストを裏切るようなものは書きたくない。しかし短編は読むコストが少ないので話の結末を自由に決めることが出来る。」
見たいなことが書いてありまして、そこから考えるとTRPGのセッションというのはプレアクトによる事前の準備などから考えると、かかるコストというのは長編かかるのと同等と考え、なおかつPCに対する感情移入とかを考えるとハッピーエンドが厚遇されるのはある意味必然なんだなぁ、とか思いました。*2

*1:トーキョーN◎VA Rの頃にあったサイバーウェア。N◎VA者にとってイコンのように崇拝されるアイテム

*2:最もコストをかけて悲劇やオーバーキルを楽しむ遊び方もあるので、あくまでストーリの結末をどうするか?と考えた時の判断の一助と考えて頂ければ。