あてもなく
紀伊国屋をさまよっていたら発見。
- 作者: ヴィクトルペレーヴィン,Victor Pelevin,中村唯史
- 出版社/メーカー: 角川書店
- 発売日: 2006/12/01
- メディア: 単行本
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全編が登場人物のチャット文のみですすむという構成と
「ロシアで一番読まれている作家」という帯に惹かれて購入。
面白かったー!!
内容はスラスラ読めるので、読んでるときの感覚は
「講談社ノベルズ」で
読後感が「文学」という面白い感覚。
オチは人を選ぶと思うけど、俺はこういうのOKなので問題無し。
ところどころのフレーズとかはぞくりとくるモノがあって*1、
「やっぱ、難しいことや新しいことをやろうとするときこそ、それ以外の面白さも内包されるべきだな。」と再認識。
*1:「罪深い人間ほど神に愛される。」あと、視点として「HUDのオペレータと神は同一の視座に立っている」とかね