あてもなく

紀伊国屋をさまよっていたら発見。

恐怖の兜 (新・世界の神話)

恐怖の兜 (新・世界の神話)

全編が登場人物のチャット文のみですすむという構成と
「ロシアで一番読まれている作家」という帯に惹かれて購入。

面白かったー!!

内容はスラスラ読めるので、読んでるときの感覚は
講談社ノベルズ」で

読後感が「文学」という面白い感覚。

オチは人を選ぶと思うけど、俺はこういうのOKなので問題無し。

ところどころのフレーズとかはぞくりとくるモノがあって*1
「やっぱ、難しいことや新しいことをやろうとするときこそ、それ以外の面白さも内包されるべきだな。」と再認識。

*1:「罪深い人間ほど神に愛される。」あと、視点として「HUDのオペレータと神は同一の視座に立っている」とかね