シナリオ『仮面』、トレーラー＆ハンドアウト

そろそろＢＬＵＥ(id:blue_jmn)さんがハンドアウトとかフルオープンし始めたのでこちらも負けじと公開。
トーキョーＮ◎ＶＡ The Detonation シナリオ　「仮面」

■アクトトレーラー
キャスト作成前に以下を読み上げること。
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これははどこにでもある話だ。
男と女がただ出会う。
天使の矢が放たれなければ、それだけの話だったのだ。
矢は女の足を貫き、男の心を貫いた。
「昔の疵よ、愛した男に撃たれたの。」
「俺の中で何かが叫んでいる。撃たなければならないんだ。」
矢を射ったのは天使(キューピッド)。
浄化派という名の能天使(キューピッド)。
「最高の狙撃手にして最強の能天使、それこそが“黄金の矢”だ。」
一本の矢で引き裂かれた男女は再会することを決意する。
そう、これはどこにでもある話。
男と女が再会する、それだけの話。
例え、構えた銃のスコープ越しに相手と出会うとしても。
例え、男がカゲムシャだったとしても。
魔術師すら凌ぐ大魔導師が使うサイコ・アプリケーションと人格という魔法によって
眠りの神(ヒュプノス)は今目覚め、仮面を剥がして死の神(タナトス)となる。
“黄金の矢”の嘲笑が響く中、恋人たちに降り注ぐ黄金の矢は防ぐのは、誰だ？
『仮面』
運命の矢は恋人を結びつけはしない。貫くだけだ。
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●推奨スタイル

①カゲムシャ
フリーの身代わり屋。
②フェイト
探偵
③イヌ
ブラックハウンド機動捜査課
④トーキー
ジャーナリスト
⑤ニューロ
情報屋、ハッカー

■シナリオハンドアウト
　各キャストには以下の設定がつくことになる。キャスト作成時にプレイヤーとよく相談すること。
『カゲムシャ』　赤森腕からカゲムシャの依頼をされた。（今回の宿主となります）
『フェイト』樹里・ジェラルドと親しかった。
『イヌ』テロリスト『黄金の矢』を追っている。
『トーキー』「No Face」という事件を調査している。
『ニューロ』特になし。

推奨スタイル：カゲムシャ
コネ：赤森腕（あかもり・かいな）　　　　　　　　　推奨スート：♣
　全ての事件は終結し、キミは彼女に尋ねられた。「貴方は、本当に腕なの？」カゲムシャが変装した宿主かどうか疑われていた。キミは今、宿主の希望にそうように動かなければならない。
キミがこんな窮地に立たされたのも、赤森腕の依頼を引き受けたからだった。
「別れた女に宿主の姿で会って、「愛している。」と伝えてほしい。」
その時は簡単な依頼だと思っていた。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ＰＬ間コネクション：『フェイト』

推奨スタイル：フェイト
コネ：樹里（じゅり）・ジェラルド　　　　　　　　　推奨スート：♥
　依頼は終わった。隠された真実をキミは明かし、敵は倒された。後はキミにも分からない真実、かつての恋人、樹里と腕の愛が実るかどうかを見届けたいと思った。
　元々は新しい恋人が出来てから疎遠になった樹里が、キミに赤森腕という男を探して欲しいと依頼してきた事から始まった。樹里は腕に撃たれたという足を引きずっていた。
依頼を受けながら、キミは別れた樹里をまだ愛していた自分に驚いた。ＰＬ間コネクション：『イヌ』

推奨スタイル：イヌ
コネ：黄金の矢（ゴールデン・アロー）　　　　　　　　推奨スート：♠
　今回の捜査は終了した。事件現場では樹里というジャーナリストと、かつてキミが追っていた浄化派のテロリスト“黄金の矢”だった男が何かを話している。捜査官であるキミはテロリストの笑顔を見て心が安らいでいるのに驚いた。事の始まりは、数々の要人を暗殺してきた必中の狙撃手、浄化派の能天使“黄金の矢”が活動を再開したという報告があった事からだ。“黄金の矢”を捕らえられるのは自分しかいない。気が付くと冴子課長に捜査の依頼を出していた。
ＰＬ間コネクション：『トーキー』

推奨スタイル：トーキー
コネ：結城捧（ゆうき・ささぐ）　　　　　　　　　　　　　　　　　　　推奨スート：♣
　長かった取材もやっと終わりを迎えた。『No Face』事件を追い続けた結末がこうなるとは思わなかった。このままでも記事は書けるが、樹里と腕が話しているのを見て、彼女達の恋の顛末も報道しようかと悩んでいた。あの頃からは考えられない余裕だ。九条の依頼で『No Face』事件の取材をしていると、不意に狙撃を受けた。どうやら結城捧という男からの「この事件を調査するな。」というメッセージのようだ。生憎とそれはキミのトーキーというスタイルに火をつけてしまった。
ＰＬ間コネクション：『ニューロ』

推奨スタイル：ニューロ
コネ：櫛田千里（くしだ・ちさと）　　　　　　　　　　　　　　　　　推奨スート：♦
　調査は完了した。キミは今回の事件で、赤森腕という男の全てを知った。樹里が腕に「貴方は、本当に腕なの？」と尋ねている。後はキミが腕というＡＩを創るだけだ。まさか、ただの調査の顛末がこうなるとは思わなかった。櫛田千里からの依頼はこうだった。「赤森腕という男を調査して、彼に何かあったら救いだして欲しい。」何かどころじゃない。おかげでキミはこれから電脳聖母のようにＡＩを創造しなければならなくなったのだ。　　　　　　　　　　　　　　　　　　ＰＬ間コネクション：『カゲムシャ』