亜侠ザンコク物語

アジアンパンクRPG サタスペ (Role & Roll RPG)

アジアンパンクRPG サタスペ (Role & Roll RPG)

漫画家残酷物語―シリーズ黄色い涙 (1)

漫画家残酷物語―シリーズ黄色い涙 (1)

プレイ人数:4〜6人
プレイ時間:5〜6時間
シナリオ執筆:Hellbaby
シナリオ概説:君たちが大金の報酬で受けた仕事は、今までの犯罪では体験できなかった仕事、
「漫画家のアシスタント」だった。かつてない過酷な体験が君たちに容赦なく襲いかかってくる!
果たして、依頼を無事に果たせるのか?
■フォアプレイ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
このシナリオは1、2回冒険をした、4〜6人のチームを想定しています。
使用するルールは主に「情報」「血戦」「競争」です。
■舞台―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
このシナリオは、官庁街が主な舞台になります。
サタスペp162のマップをコピーして、プレイヤー全員が見ながらプレイすると、セッションがスムーズに進行し、より盛り上がるでしょう。
■導入:世界で最も危険な仕事?――――――――――――――――――――――――――
●描写
君たちがJAIL HOUSEで時間を潰していると。入口に笑顔を浮かべた男が入ってきた。
男は人懐っこい笑顔を浮かべながら、カウンターにドサドサと札束を落とすと、
「この中で危険だが報酬はいい仕事をやりたい方は、どなたかいないでしょうか?」
突然の依頼に店内は微妙な空気が流れ、客たちは黙って様子をみている。
男はため息をつくと、「やれやれ、亜侠という方たちは案外臆病なんですね」と呟いた。
そして、男がもう一度店内を見渡すとキミたちと目が合った。
「お、あなたたちはいい目をしてますね。いかがでしょうか?」
「期限は六日間。報酬は前払いで札束を人数分、仕事を成功させれば報酬としてトランクをひとつと、趣味おたからを3つ支払いましょう」
「なに、簡単な仕事ですよ。キミたちには漫画家のアシスタントをしてもらうだけです。紹介が遅れましたね、私、大手出版、囚人社*1の編集、織部不羅*2と申します」

「先生の名前はここでは明かせません。先生は数々の〆切を抱えており、常に他の出版社に狙われている身分です。うちの仕事にかかりっきりになっていると知られる訳にはいきませんので」
「では、先生の仕事場に行きましょうか。私に付いてきて下さい」
キミたちが出て行く背後で店内からは、亜侠のざわめく声だけがただ響いていた。
「おい、織部についていった馬鹿がいたぞ!」
「行方不明者がまた増えるのか、“チーム○○”まだ若いのに…」
「おい、“チーム○○”がどうなるか賭けようぜ!俺は明日全滅するに札巻一枚だ!」
「俺は明後日に全滅にジャリ銭ひとつ!」
「俺は三日後に札束一枚だ!銀行襲って賭け金集めてくるから待ってろ!」

▼状況
このシナリオでは六日間の期限の間に、漫画家のアシスタントをしてもらいます。
六日後までに原稿を全部上げれば依頼は成功となります。
■導入2:鬼の哭くスタジオ――――――――――――――――――――――――――
(このイベントはターンを消費しません)
●描写
 織部の先導で官庁街に入り、御堂筋にあるオフィスビルの一角へ案内されると、そこは地獄だった。
廊下にはびっしりと爆睡しているアシスタントが転がっており、足の踏み場も無いほどだ。
織部は無神経にアシスタントを踏みつけながら仕事場のドアの前に立つ。
ドアには縛り首のように吊るされたアシスタントが寝袋に入って寝ている。
いびきが鬼の泣き声のように周囲に響いている。
ドアは重そうなマホガニー製の木製扉であり、金縁で文字が綴られていた。
「このスタジオの扉をくぐるアシスタントは一切の望みを捨てよ」
    スタジオ・デスハンド

織部はぶら下がったアシスタントを掴んでドアをノックすると、
「先生、織部です。戦力になりそうなアシスタントを連れてきました」
「そうか。はいりたまえ、織部君」
織部は入る前にキミたちにこう告げる。
「先生は大変気難しいお方です。逆らって不機嫌にさせるようなことがあっては絶対なりませんよ」
中に入るとチーフアシスタントがでんと椅子に座っており、右手で顎鬚を抜いて本数を確かめる。
「今日は三本か。よし、三人を消しゴムかけに連れて行け!」
「いやだ!消しゴムかけだけは嫌だぁぁぁーっ!」
その声を聞いて泣き叫ぶ三人のアシスタントをスタジオの奥にある巨大な石でできた歯車に繋ぐ。
繋がれたアシスタントはやっとの思いで歯車を動かすと、ギシギシと重い音を立てながらスタジオ内に配置された歯車が動き出し、連動している消しゴムが少しずつ原稿をこすり始めた。
チーフアシスタントは鞭のように雲型定規を振るいながら激を飛ばす。
「もっと、心を込めて消しゴムをかけんかぁーっ!先生の玉稿を何だと思っているーっ!」
やがてチーフアシスタントは織部に気付く。織部はキミたちをチーフに紹介すると、チーフも自己紹介をした。
「あ、どうも〜。あたし、チーフアシをやらせて貰っている、平沢憂ぐる*3です〜」
「平沢君は女子高生だが、技術力は業界一のアシスタントだよ」
「やだ〜、先生ったら、も〜」
(格好を指摘されると)「ちょっと、髭盛りすぎかなって思うんですけど、作画の邪魔にならないし、これぐらいならいいかな〜、って。やっぱり化粧とかには、憂ぐる少しは気を使いたいし〜」
すると奥でタブレットで原稿を書いていた先生が現れて自己紹介をする。
見た目から凄い漫画家だとわかるほど、オーラに溢れていた。

「どうも、漫画家の岸部浪漫*4です。これから六日間、よろしくお願いしますよ」
「先生、『うさぎのまるくん』はどこまで進んでいますか?」
「ああ、下書きは順次進めるからアシスタントのみなさんには仕上げや資料の確保をお願いします」
織部は笑顔で君たちのほうに振りかえると、言った。
「という訳で君たちには大人気作品の『うさぎのまるくん』の仕上げをしてもらう」
「『うさぎのまるくん』は我が囚人社の看板雑誌『少年ジャップ』に連載中の、ふしぎな森で少年うさぎのまるくんが森の仲間達と過ごす日常を描いたマンガだ。週2回アニメをやっていて、春休みと夏休みには劇場版が公開され、コンシューマーでも「まるくんザソリッド ピースウォーカー」「まるくんクエスト?」「うさぎのファンタジー14」「レフトフォーザまるくん」など数々の名作ソフトになっているから君たちも知っているでしょう」
「今月、「うさぎのまるくん夏休み増刊号」が出ることになっていて、そこには1000ページ書き下ろしで『うさぎのまるくん』が掲載されるのですが…」
キミたちの肩を掴むと織部は天使のような笑顔で言った。
「あと六日で1000ページ、よろしく頼みましたよ」

▼状況
このイベントが終了した時点で依頼が開始されます。
開始時点の時刻は一日目の朝ですので6日目が終了するまでに原稿を完成させて下さい。
原稿の作成方法については以下のルールを参照すること。

■原稿作成ルール
計画行動で行える。
判定に1成功するごとに50ページ原稿作成が終了する。
ファンブルが発生した場合、その日一日分のこれまで描いた原稿が消失します。
判定と難易度は以下の通り
1日目…肉体 難易度8
2日目…肉体 難易度9
3日目…精神 難易度10
4日目…精神 難易度11
5日目…精神 難易度12
6日目は書いた原稿の量によって、初期位置が変わる「〆切」との競争になります。
600ページ以下…近距離
850ページ以下…中距離
950ページ以下…遠距離
競争が終了した時点で6日目が終わりとなります。
競争に勝利、もしくは5日目の終了時点で1000ページ達成すれば、依頼は終了します。
岸部浪漫先生が死亡したり、行方不明になった場合は依頼が失敗したことになります。
■徹夜ルール
漫画家は大抵夜も仕事をしていますが、夜の間見張っていないと挙動不審になり、神経質な岸部浪漫先生は今まで描いた原稿を破って一から書き直そうとします。
※浪漫先生は不眠不休の異能を持っていますので常に起きています。
夜、深夜にチームの誰かが起きていない場合、今まで描いた原稿は全て無かったものとなります。
夜、深夜に起きると宣言した者は性業値判定を行って下さい。
そこで激を出さないと、うっかりうたた寝をしてしまいます。
もし起きていたものが全員うたた寝をした場合は浪漫先生は原稿を半分(端数切り上げ)破ります。
■アシスタントルール
 スタジオ:デスハンドには浪漫先生を手伝うアシスタントとして、平沢憂ぐるを含めて4人のアシスタントがいます。
 アシスタント達は計画行動で一名ずつ露伴先生から借りて、自分のアイテムにすることができます。
ただし、セッションが終了したら自動的に露伴先生に返却されます。
また、アシスタントを一名借りるごとに、作成した原稿のページが−100ページされます。
 アシスタントの性能は以下の通りです。
 平沢憂ぐる…人柱(p184)

 雷牙誠*5…肉の壁(p184)

金色のガッシュ!! (1) (少年サンデーコミックス)

金色のガッシュ!! (1) (少年サンデーコミックス)

 風牙本伸行*6…脳奴(p184)
アカギ―闇に降り立った天才 (1) (近代麻雀コミックス)

アカギ―闇に降り立った天才 (1) (近代麻雀コミックス)

Rate王*7…性奴(p184)
π (KAIOHSHA COMIC WINKLE SERIES)

π (KAIOHSHA COMIC WINKLE SERIES)

■イベント:一日目「ぴかぴかのどんぐり」―――――――――――――――――――――
(このイベントは一日目の朝に発生し、ターンを消費しません)
●描写
 「ダメだっ!リアルリアリティが足りないっ!」
浪漫先生が叫びながら書きかけの原稿を破った。
アシスタント達は動かない。どうやらこれが日常のようだ。
「どうかなされましたか?」
スタジオにいた織部が浪漫先生に尋ねる。
 「うむっ!聞いてくれ織部君!」
「うさぎのまるくんがだね!たぬきのぽんくんがもっていたぴかぴかひかるどんぐりをっ!巣穴からこっそり盗んでから反省して返すシーンなのだがっ!盗むシーンに迫力が無いっ!」
「それは困りましたね、先生」
浪漫先生は君達をチラッと見ながら呟く。
「ああ…だれか万引きでもしてくれればリアルリアリティ溢れる絵が書けるのだが…」
織部は右手を高々と掲げてから振り下ろして、君達を指さすと言った。
「何をしているのです。先生は万引きの資料をご所望ですよ」
織部の背後から、〆切間際の編集者が暴れそうなBGMが流れ出す。

〆切間際の編集者が暴れそうなBGM

資料を持ってこないと只事では済まなそうな予感がした。
▼状況
好きな場所を選んで、計画行動で盗難判定を本日中に一回成功させて下さい。
なお、盗難判定を行う際には浪漫先生も同行する。
失敗した場合は原稿が−200ページされます。

■イベント:二日目「どきどきのまるくん」―――――――――――――――――――――
(このイベントは二日目の朝に発生し、ターンを消費しません)
●描写
 浪漫「ダメだっ!リアルリアリティが足りないっ!」
浪漫先生が叫びながら飛び膝蹴りで液晶タブレットを叩き割った。
アシスタント達は動かない。どうやらこれが日常のようだ。
「どうかなされましたか?」
スタジオにいた織部が浪漫先生に尋ねる。
 「うむっ!聞いてくれ織部君っ!」
「うさぎのまるくんがだねっ!森に迷い込んだ人間の女の子っ!はなちゃんに恋してどきどきするシーンなのだがっ!恋するシーンに迫力が無い!」
「それは困りましたね、先生」
浪漫先生は君達をチラッと見ながら呟く。
「ああ…だれかアゲ嬢をオトしてくれればリアルリアリティ溢れる絵が書けるのだが…」
織部は右手を高々と掲げてから振り下ろして、君達を指さすと言った。
「何をしているのです。先生はアゲ嬢の資料をご所望ですよ」
織部の背後から、〆切間際の編集者が暴れそうなBGMが流れ出す。

〆切間際の編集者が暴れそうなBGM

資料を持ってこないと只事では済まなそうな予感がした
▼状況
織部がアゲ嬢(Ro.p23)を一体準備しますので、「デート」を行ってトリコにして下さい。
デートの場所はPLが好きに決めても良いがルール通り遭遇表を振ることになるので考えてから選ぶこと。
なお、デートを行う際には浪漫先生も同行する。
失敗した場合は原稿が−300ページされます。

■イベント:三日目「おおかみとのたたかい」―――――――――――――――――――――
(このイベントは三日目の朝に発生し、ターンを消費しません)
●描写
 浪漫「ダメだっ!リアルリアリティが足りないっ!」
浪漫先生が叫びながらアシスタントの一人を生木のごとく引き裂いた。
アシスタント達は動かない。どうやらこれが日常のようだ。
「どうかなされましたか?」
スタジオにいた織部が浪漫先生に尋ねる。
 「うむっ!聞いてくれ織部君っ!」
 「うさぎのまるくんがだねっ!わるさばかりするおおかみのろぼに怒ってけんかするシーンなんだがっ!戦うシーンに迫力が無いっ!」
浪漫先生は君達をチラッと見ながら呟く。
「ああ…だれか襲撃でもしてくれればリアルリアリティ溢れる絵が書けるのだが…」
織部は右手を高々と掲げてから振り下ろして、君達を指さすと言った。
「何をしているのです。先生は襲撃の資料をご所望ですよ」
織部の背後から、〆切間際の編集者が暴れそうなBGMが流れ出す。

〆切間際の編集者が暴れそうなBGM

資料を持ってこないと只事では済まなそうな予感がした。
▼状況
襲撃ルール(Ro.p31)を使って襲撃判定を本日中に成功させて下さい。
場所はエリアの特定をDDが1D6を振って行います。
出た目が

1…ミナミ
2…中華街
3…軍艦島
4…官庁街
5…十三
6…もう一度1D6を振り、出た目が1〜4の場合は沙京、5、6の場合はナニワ地下帝国となります。
エリアが決定した後はPLが1D6を振って獲物表の内容を決定して下さい。

なお、デートを行う際には浪漫先生も同行する。
失敗した場合は原稿が−400ページされます。


■イベント:四日目「ぶるぶるのしめきり」―――――――――――――――――――――
(このイベントは四日目の朝に発生します)
●描写
突如、何かを感じとった織部が、笑顔で静かに言った。
「全員動くのを止めて黙って下さい。外で足音がしています」
アシスタント達は動かない。どうやらこれが日常のようだ。
やがて、外から足音が聞こえてきたが、スタジオの前で停まるとスタジオのドアががんがんと叩かれる。
続いて怒声のような声が響いてきた。
「先生ーっ!いるのはわかってるんですよーっ!!仕置館*8、『少年サツイ』の編集ですが、明後日〆切の『もりもりかめくん』の原稿はできてるんですかーっ!!」
織部は静かに声をあげた。
「にゃ、にゃ〜お」*9
外にいた編集は、
「いると思ったら、猫か。先生、またきますからね〜っ!」
と呟くと去って行った。
「やれやれ、どうやら去ったようだね」
浪漫先生は笑顔でいったが精神的苦痛から吐血したらしく、唇の端から血が滲んでいた。
織部が君たちに事情を説明した。
「『もりもりかめくん』は岸部浪漫先生の新機軸といえるマンガで、ライバル社の仕置館の看板雑誌『少年サツイ』に連載中の、ふしぎな泉で少年カメのもりもりかめくんが泉の仲間達と過ごす日常を描いたマンガだ。週2回深夜アニメをやっていて、春休みと夏休みには劇場版が公開され、コンシューマーでも「もりもり++」「もりもりマスター2」「もりもりクラブ2」「アマモリ」など数々の名作ソフトになっているから君たちも知っているでしょう」
「そちらも明後日〆切なのですが、仕置館には泣いて貰うとしましょう。しかしまた仕置館は来るだろうし困りましたね」
浪漫先生は君達をチラッと見ながら呟く。
「ああ…だれか仕置館の編集を全員倒してくれれば安心してリアルリアリティ溢れる『うさぎのまるくん』が完成するのだが…」
織部は右手を高々と掲げてから振り下ろして、君達を指さすと言った。
「何をしているのです。先生は仕置館の編集を全員倒されるのをご所望ですよ」
織部の背後から、〆切間際の編集者が暴れそうなBGMが流れ出す。

〆切間際の編集者が暴れそうなBGM

仕置館の編集を倒さないと只事では済まなそうな予感がした。

▼状況
仕置館の編集が先生にプレッシャーを毎ターンかけてきます。
仕置館の編集はアジトに「暗殺者ギルド」(Ro.p51)を所持しており、毎ターン札束を消費して、岸部露伴先生に肉体点ダメージ1点(セーブ不可)を与えます。
ここで露伴先生が行動不能、死亡、もしくは行方不明になった場合は原稿が完成できず、依頼が失敗することと、肉体点が減少して重傷になると、露伴先生はモラル判定を行い『激』を出さないと動けなくなり原稿が上がらなくなること、先生の性業値が12であることをPLに伝えて下さい。
仕置館の編集のアジトを探す場合、ルールに従って目標SLは7となります。
なお、現状では仕置館の編集を倒さなくても原稿作成には問題ありません。
●「仕置館のアジト」について
ターゲットトピック:SL7/おせっかい、健康、ワビサビ、ヒマツブシ、アウトドア、サビシガリヤ、マニア、ハイソ
浪漫先生が攫われた後に追加されるターゲットトピック。
ターゲットトピック:SL1/飲食
ターゲットトピック:SL3/マニア、美術、ヲタク

■イベント:五日目「まるくんがさらわれた」―――――――――――――――――――――
(このイベントは五日目の朝に発生します)
●描写
 突如、何かを感じとった織部が、笑顔で静かに言った。
「全員動くのを止めて伏せて下さい。外にプラスチック爆弾が設置されています」
アシスタント達は伏せて動かない。どうやらこれが日常のようだ。
やがて、爆発音と共にスタジオの壁が爆破されると、重武装に身を固めた編集が何人か押し寄せてきた。
「先生ーっ!『もりもりかめくん』の〆切は明日ですよっ!今から編集部で書きあげて下さいっ!」
編集は浪漫先生の身柄を鮮やかな手つきで拘束すると、先生を肩にかついで去って行った。
仕置館の編集が去った後、織部は右手を高々と掲げてから振り下ろして、君達を指さすと言った。
「何をしているのです。先生が仕置館の編集に攫われましたよ」
織部の背後から、〆切間際の編集者が暴れそうなBGMが流れ出す。

〆切間際の編集者が暴れそうなBGM

仕置館の編集を倒して浪漫先生を救出しないと只事では済まなそうな予感がした。
▼状況
仕置館の編集が「幼児誘拐」+「運否天撫」を使用して、浪漫先生を連れ去ってしまいます。
仕置館の編集のアジトを探し出して浪漫先生を救出しないと、原稿は完成せず依頼は失敗となります。
なお、仕置館のアジトを探す場合の目標SLに3と1が追加され*10、既に行ったリンク判定で追加されたSLのトピックがある場合はアジトが自動的に判明する。
仕置館のアジト、場所は十三。潜入するには侵入判定を行います。難易度は犯罪:9で監視装置によりファンブル率が1上昇。落とし穴で失敗すると2d6ダメージ。
アジトには暗黒掃除機を持ったおかんと札束が15−経過したターン。あと浪漫先生と編集2名とバイト5名。

■イベント:「まるくんをとりもどせ」―――――――――――――――――――――

〆切間際の編集者が暴れそうなBGM

■イベント:「しめきりがやってきた」<―――――――――――――――――――――

〆切間際の編集者が暴れそうなBGM

NPC――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
●岸部浪漫(きしべ・ろまん) 26歳 ♂
犯罪:3 生活:2 恋愛:1 教養:3 戦闘:3 肉体:5 精神:5
反応力:4 攻撃力:6 破壊力:1 性業値:12 宝物:ガ
肉体点□□□□重傷□□□□□死亡□
精神点□□□□重傷□□□□□気絶□
趣味:マニア、美術、ヲタク 異能:不眠不休、電波 代償:妄想、救世主
装備:武器なし(命:6 ダ:0 格闘 フル マヒ)

●安藤・ジェネシス・夕馬
「漫画家やライターなど、消耗品だ。」
犯罪:7 生活:5 恋愛:4 教養:2 戦闘:7 肉体:6 精神:6
反応力:7 攻撃力:8 破壊力:5 性業値:8 宝物:値
肉体点□□□□重傷□□□□□死亡□
精神点□□□□重傷□□□□□気絶□
趣味:おせっかい、健康、ワビサビ、ヒマツブシ 異能:修羅場、阿修羅、運否天撫、幼児誘拐、氏族 代償:弱肉強食、命の値段、血統、赤い迷宮、積み木崩し
装備:ベレッタM92F(命:7 ダ:+5 射撃 必殺12)
榴弾(命:9 ダ:*** 射撃 爆発3)
日本刀(命:9 ダ:+7 格闘 必殺12)

●ヒザシ・長崎
「編集と漫画家は盟友ではない!編集が神、漫画家は地べたを這いずるうじ虫なのだ!」
犯罪:7 生活:5 恋愛:2 教養:3 戦闘:7 肉体:5 精神:5
反応力:8 攻撃力:5 破壊力:6 性業値:5 宝物:奇
肉体点□□□□重傷□□□□□死亡□
精神点□□□□重傷□□□□□気絶□
趣味:アウトドア、サビシガリヤ、マニア、ハイソ異能:非現実の恐怖、仁義なき戦い、殺陣、護身術、神出鬼没、隠蔽、聖痕 代償:弱肉強食、世界の敵、血塗られた腕、殺人狂、目印、暴走、救世主
装備:包丁(命:7 ダ:+7 格闘 マヒ)
チェインソー(命:11 ダ:+8 格闘 武器破壊 両手)

●〆切間際のバイト編集 ×5
「うぉ〜〜〜」
犯罪:1 生活:1 恋愛:1 教養:1 戦闘:4 肉体:3 精神:1
反応力:1 攻撃力:2 破壊力:5 性業値:5 宝物:ガ
肉体点□□□□重傷□□□□□死亡□
精神点□□□□重傷□□□□□気絶□
趣味: 飲食 異能:死ねない身体 代償:世界の敵
装備:武器なし(命:7 ダ:7 格闘 マヒ)

織部不羅
犯罪:5 生活:5 恋愛:4 教養:6 戦闘:5 肉体:7 精神:7
反応力:7 攻撃力:5 破壊力:5 性業値:5 宝物:値
肉体点□□□□重傷□□□□□死亡□
精神点□□□□重傷□□□□□気絶□
趣味:おせっかい、健康、ワビサビ 異能:鷹の眼、紙一重、邪魔、高速道路 代償:洪水、ローン、疫病神、呪われた車
装備:武器なし(命:6 ダ:3 格闘 マヒ)

*1:しゅうじんしゃ

*2:おりべ・ふら

*3:ひらさわ・ういぐる16♀

*4:きしべ・ろまん

*5:らいが・まこと

*6:ふうがもと・のぶゆき

*7:らておう

*8:しおきかん

*9:リアルリアリティ溢れる声でお願いします

*10:浪漫先生がアジトにおり、編集がバイトの編集を雇った為