ＤＴとＴＶ
つうわけで先週の木曜７/２６に、
[rakuten:book:12069659:detail]
これを遊びましたよ！
ＧＭは藤崎さん。
何の因果か普段平日しか休めない俺と年に一回の夏休みは毎年ＧＭしてくれる貴重な人材。
ＰＬは暗転さんと初めましての後輩Ｄさん。同じく初めましてのドルフ・レーゲンさん。
んでRoll&Role stationに集まって全員でワイワイとキャラを作ってたら、毒物が使いたくなって使いたくなってたまらなくなったがルルブの読み込みが足らないのでジタバタしてると、
丁度斜め前の卓にＤ＆Ｄの鬼哭穴をやろうとしてる夏瀬さんと黒野さん発見。
「なんか使い勝手のいい毒物ない？」と二人に尋ねたところ、
黒野さん「ナルコジェクトしかありませんね！アレスＳ−Ⅲで注入するのがお勧めです。技能は特殊武器：射撃を使いますから気をつけて下さい。」
さすがゆるゆるＤ＆Ｄの容赦ないセッションで鍛え上げた黒野さん。
的確で社会性溢れる答えが返ってきました。
こういうゲーマーが知り合いにいて俺も鼻が高いです。
そしてキャラメイクしてると、今度はドラッグが使いたくなって使いたくなって堪らなくなったｗ
カミカゼないと俺死ぬ！！絶対ランの途中に死ぬ！！
とか、
まだセッションも始まっていないのに叫びだす俺。
しかし困ったことにルルブにはドラッグの価格は載っていないｗ
藤崎さんにゴネるが結論が見出せず途方にくれていると、鬼哭穴の卓に遅刻したやにおさんが！！
藤崎さんと二人でどうしたらいいだろうとやにおさんに尋ねたら、
「ルールブックに価格が載っていないということはプレイヤーに使わせるなというメッセージとも受け取れますね。どちらにせよ価格が確定してないものを使わせると混乱の元になるので俺がＧＭならドラッグは許可しません。」
さすがＧＭとしてのモラルは高いやにおさん。キッパリと言った答えを噛み締めて俺は、
藤崎さんにゴネてゴネて「ドラッグは１個￥１００」ということにして貰った。
ここまでして手に入れたドラッグを使い忘れてセッション終わったんだから俺はどんだけアホなのかと思う。
そうこうしている内にキャラメイクが終わり、キャラの自己紹介をしようという時にこういうやりとりが
藤崎さん「キャラ紹介を誰から行うかって重要なポイントですよね。」
暗転さん「そうですね。最初に紹介されるキャラクターでセッションの雰囲気やチームのカラーが決まりますからね。」
全くもってその通り。
ＧＭとしての力量が高くベテランプレイヤーでもある二人が言うとおり、セッションを行うに当たってここは重要なポイントであり今日のセッションの成否を分けるポイントの一つであるのは間違いありません。
藤崎さん「じゃあHellbabyさんお願いします。」
だって俺のキャラこんなんだぜ！！
”ＷＷ*1” ３２歳 人間 男 アデプト
「徹夜組のドラゴンをさばけるようになれば一人前だ。」
■能力値
強靭力：４
敏捷力：５
筋力 ：１
魅力 ：１
反応力：４（７）
観察力：３
論理力：１
意志力：３
魔力 ：５
エッジ：７
■資質
両手利き
アデプト
頑強
ホームグラウンド：コミケ
生への執着（３）
苦痛に強い（３）
■アデプトパワー
反射力強化：３
■技能
素手戦闘：１
刀剣：４
特殊近接武器：５
ピストル：４
特殊射撃武器：４
回避：５
エチケット：４
知覚：４
知識：コミケ：３
■武器
モノフィラメント・ウイップ×２
アレスＳ−Ⅲスーパスクァート（ナルコジェクト装填済み）×２
■防具
バリスティックシールド（科学防御：３ 耐熱：３ 絶縁：３）
■所持品
コンタクト（低光量、熱映像、大光量、スマートリンク、超音波、視覚強化：３）
ゴーグル（低光量、熱映像、大光量、スマートリンク、超音波、視覚強化：３）
ステルスロープ
触媒スティック
ガスマスク
ヘルメス（マンガダイン・ディーヴァ）
偽造ＳＩＮ：４（名前は「ひろゆき」）
■概説
３０歳まで童貞でいたら突如アデプトパワーに覚醒して魔法使いに。
溢れる童貞力５を全て反射神経強化に注ぎ込んで前人未到のイニシアティブパス：４へｗ
それ以後はストリートサムライとして糊口を凌ぎ、
年２回だけコミケ準備会が開催の為に世界中から３００人のストリートサムライを招聘して結成される、
「コミックマーケット特殊準備会西壁(WestWall)防衛隊」
に参加する。
だから防具はスパルタチックにバリスティックシールドのみｗ
ソフトな対応の時は、
「走らないで下さーい。」
とアレスで眠らせる。
ハードな対応になると、
「走るなそこーっ！！」
とモノフィラメント・ウィップで切り刻む。
いやだってシャドウランやるんで、
「前回はアーキの改造だったから今回は筋力１のモノフィラメントウィップ使いか、トロールのストリートサムライやりたいな〜。でもそれだけだとあれだから少しだけ洒落っ気みたいなのがのが欲しいな〜。」
と思ってたときにコレ見たんだから！！
俺のキャラ紹介が終わった後に各人のキャラクターは以下のようにパラダイムシフトした。
●ドルフさん
能見 保志 トロールサムライ ３２歳 男
２０代後半のトロールサムライだったのが俺のキャラ紹介を受けて、
３０まで童貞でいたら覚醒してトロール、というキャラにｗ
そしてホームグラウンド：メイド喫茶持ち。
すっごい強くて助かったけど。
●暗転丸さん
安部礼二 ２７歳 男
フェイス兼リガー兼デッカー。明らかにチームのリーダーシップを取るべきだった男が俺のキャラ紹介を受けて、
あと三年童貞のままだと覚醒を迎えると不安と歓喜の入り混じった想いを抱いたシックでメロウな２７歳に。
「常に平均点を出せるということは、いかなる局面でも活躍できる機会があること！」
という暗転さんのアベレージ哲学がガッチリと反映されたキャラ。ホントマジ助かりました。
ここまでキャラ紹介を終えたところでＤさんが
「ちょっと待って下さいよ！僕のシャーマン少女なんですよ！！これからチームカラーに合わせてキャラ変えないといけないじゃないですか！！！」
しまった！俺は初対面の人相手のセッションでは絶対振るってはいけない暴力行為ＴＶ*2を振るってしまった！！
暫く後にＤさんのキャラ、アハト・アハトは性別と魔法使いであることは変えずに、
「年齢は各自脳内の萌え年齢を当てはめてください。」
と高らかに宣言した。
もうＴＶは振るわないようにしよう。
んでもセッションが始まると、
「じゃあメイド喫茶の隅っこでヘルメスリンクからニコ動繋いで、
「ダンケルザーンは大変な大統領選挙を盗んでいきました。」
のＭＡＤとか見てるよ。」
※参考動画
ああっまたＴＶを！！
しかし２回目だからか、面子の皆も馴れてくれたので普通に笑ってくれるだけですみました。人間ってすごいねｗ
おかげでこの後はノンストップｗ
アストラル投射してブッ倒れてるアハト・アハトに手を出そうとして、
「いかんいかん。女に手を出すと魔力が失われる。」
と手を引っ込めたり、
アハト・アハトが呪文でイニシアティブパスを３まで上げても、
「ファッション童貞のお前ではイニシアティブパス３が限界だ。」
と言い放ったり、
あげくのはてに、クライマックスでは強いメイジ＆フォース６の風の精霊からヒィヒィいって逃げてたのですが、
メイジを攻撃できるチャンスが来た途端、
俺「複雑動作でアレス射撃、簡易動作でメイジに向かって
「貴様の敗因は童貞力を呪文に注ぎ込んだことだ！」
と言う！！！」
といい気になって眠らせて勝った！ナルコジェクト*3テラ強い！！ドローンとトロールと精霊にはからっきしだけどｗ
*4
とりあえず第六世界では、
「３０まで童貞でいると覚醒する」
これが世界の真実ｗ *5
*1:WestWallの略。キャラの紹介の時に凶兵器ヴァン・ヴィールをパクッて「バリスティックシールドにはＶを４つ重ねたようなエンブレムが刻まれている」と言おうとしたがソノラマが潰れた今となってはこんなこと誰も覚えていないので止めたｗ
*2:テクスチャーバイオレンス
*3:ナルコジェクトを知らない方の為に、この強力な毒物がどうやって生成されるか説明を。
まず穴の中に１００人の童貞を集めて、その穴の中に５０冊の[rakuten:chuoshoten:10000274:detail]を投げ入れると童貞同士で奪い合いと殺し合いが始まり人数が５０人になる。次にそこへ２５冊のを投げ入れる。こうして次々とエロマンガを投げ入れて生き残ったたった一人の童貞から搾り出した精液でつくられる強力な睡眠薬
*4:あと簡易動作で「監視カメラに向かってオワタ＼(＾o＾)／のＡＡと同じポーズを取る。」とかやってた。簡易動作結構遊べるなｗ
*5:あ、そうだ。頑強持ってたのでダメージ減少判定に成功したときに「その程度の弾丸では我が童貞障壁は貫けぬぬよ！」って言うの忘れたｗ
■
300(スリーハンドレッド) (Shopro world comics)
- 作者: フランクミラー,関川哲夫
- 出版社/メーカー: 小学館プロダクション
- 発売日: 2007/05/18
- メディア: 単行本
- 購入: 3人 クリック: 116回
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まず思ったのが、「映画を見る前に読めて良かった」
ということだ。
http://wwws.warnerbros.co.jp/300/index2.html
とにかく、ここで映画の予告を見たときは「ヤヴァいっ！！」
と思った。
ビジュアルが素晴らしい映画であるが故に、
「映画だけで満足して、原作に触れずに面白さを吹聴する連中がペルシアの侵略軍のように押し寄せる」
と直感したのだ。
そうではない。
やはり、まず原作ありきなのだ。
それぐらい「３００」のコミックスは素晴らしい。
僅か８６頁の中に古代の戦士の物語が凝縮して、紀元前の男達の槍が時代を超えて読者の脳を貫いてくる。
そして知っている方も多いと思うが、フランク・ミラーは日本の劇画、特に小池一夫に傾倒している。
その結果、皮肉なことに日本では誰も引き継ぐものがいなくなってしまった小池一夫の時代劇画を見事に取り入れ、「シン・シティ」などの傑作を次々と発表した。
その男がアメコミでは稀有なノンフィクション歴史コミックを書いたのだ。
しかもスパルタ人の話だ。
解説にも書いてあるように西洋文明の分岐点とされてる時代のコミック化である。
その映画が日本に上陸する。
これはフランク・ミラーの凱旋である。
日本の武士道と小池一夫を愛し、それを作品内で西洋文明と融合し得た男が、日頃マンガを読みなれている我々日本人に対して仕掛けた「戦争」でもある。
このままでは、我々は無慈悲にも映画のみを見て、それを無自覚に受け入れるという
「敗北」
を喫するところであっただろう。
だが我々には時間が与えられた。
映画公開より先に原作が発売されたことで、
原作を読み、原作を読んで各々が得たものを槍として、この映画が原作とどう違い、また映画というメディアに変換されたことによって何を得たのかを冷静に判断するという盾すら持ちえたのだ。
後はこの作品を見る志だけである。
アルカディア人の戦士が己の生業を聞かれて「パン屋」と答えたように、原作を読まずに時間潰しにアクション映画を見に来ただけの客となるか？
スパルタ人が己の生業を尋ねられた時に槍を掲げたように、原作を読んでから覚悟してこの映画に取り組むか？
エフィアルタスのように父から戦士の心得を授かったと言いながら左手で盾を構えることが出来なかったように、映画を見ただけで原作を読まずしてただ面白さを吹聴するか？
後は各自の判断に委ねることにしよう。
改めて読んで思ったのはフランク・ミラーの画面構成はマジ素晴らしい。
特に１章の「行軍は続く」のところは見開き一枚で軍勢を取り巻く希望と絶望を描ききっているので震えが走りました。
面白かったー！！！
- 作者: ジェフリンジー,Jeff Lindsay,白石朗
- 出版社/メーカー: ヴィレッジブックス
- 発売日: 2007/03/01
- メディア: 文庫
- 購入: 3人 クリック: 13回
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「一応買っとくか」
ぐらいの気持ちで買ったらびっくりするほど面白かった！！！！！！
面白かったところが全てネタバレに直結するので内容について書けないのがすごく残念だが、
「シリアル・キラーが主人公の探偵物」
と言われて、
「面白そうだ！」と感じた人は
絶対買ったほうがいい！！！
久々にミステリを堪能した。
あと主人公の父親のハリーがいかしすぎ。
こんなカッコイイ親父見た事がねぇ！！
間違いなく傑作で今月のお勧め。
向こうでやってるテレビドラマも超面白そうだ！！
これがOP
とりあえずウィキから引っ張ってみました。
妖奇士
最初は、「地味なアニメだなぁ。」
「クリーチャーのデザインオモロいなぁ。」ぐらいの感想しか持ってなかったのですが、
「殺した妖怪をしょっちゅう七輪で炙ってみんなで食べる。」*1
「南米から来た異人の娘を預ける場所に困って吉原に預ける。」
とかどんどん毒を含んだ描写が出てきて面白くなってきたと思ったら今回でついに来た！
「芝居小屋を仕切っていた父親の言う通りに、男役で舞台に立っていた娘が突然父親が舞台に立つのを止めさせたのは何故？」
というのが今回の話なんですが、昔父親の世話になったという元役者の所に話を聞きに言ったら、
「あの方はすらっとした男が好きでしたから、娘さんの体が女らしくなってきたので止めたんですよ。それからは私はよく目をかけていただきましたよ。」
と言って、そいつが女座りをし始めた！
衆道キター！！！！！
この瞬間、面白さはコードギアスを越えた！！！！
こんなに面白いのに、周囲じゃ誰も見てない悲劇ｗ
