21g

 そもそも、回りの人間に「見にいこう。」とコナかけても誰もイイ反応を
しないこの映画。どうも皆、イニャリトゥ監督の「アモーレス・ペロス」を
見てないから不安らしい。ちくしょう!あんなにカッコイイ殺し屋が出てくる
映画なのに。*1
 そして見てきた。結論、一人で見て良かった。理由は簡単。
「ラストで泣いたからだよ!!34過ぎた男の泣き顔なんかそうそう見せるもんじゃない。」
テーマの「死と再生と絆」をたっぷり魅せられ、ザッピングされたエピソード*2が繋がってくるのに心の琴線が触発されて泣いたカンジ。あとはジョージにはシンパシィを感じた。人生なんて不幸の大小はあれどやはり悩み苦しむ訳で。まあ明らかに人を選ぶ映画なので無理して見る必要はない。*3
 とりあえず「パッション」見て宗教の勉強するぐらいならこっち見よう。
最後に、ゲーマー必見のシーンは
「ジョージが不良少年を説得するのにジェンガをプレイさせて、ブロックを崩してしまうと「考えなしに行動するとそういうことになる。」と言うシーンな。」

*1:ちなみに俺はDVD借りてみたら泣いた。感動のあまりN◎VAでカブトワリ=カブトワリ=カブトワリの引退間際の殺し屋のキャストを造ったぐらい。

*2:この映画のザッピングぷりは俺が見た映画のなかでは史上最強だった。

*3:俺は見てない奴を見下すがな。